昨日、大阪の農林会館にある
「煎茶と靴下、そして薬草」さんにて開催された
「夜の抹茶時間」に参加してきました。
お抹茶を点てる茶道具の一つである茶筅(ちゃせん)
実はその茶筅の生産量の8割〜9割が、奈良県で作られているそうです。
今回は奈良県生駒市にある高山町より
茶筅職人の方が来てくださり、
色々興味深いお話を聞きつつ、素敵なお茶会が開かれました。
茶道といえば京都という勝手なイメージでしたが、
奈良で8割以上も作られていると知って驚きました。
冬に切り出された2,3年生の淡竹(はちく)、
丁寧に油抜きがされ、このような色に。
茶筅になるまでの緻密で繊細な工程たち。
流派によって、使われる茶筅も決まっていて
形も60種類以上あるそうです。
今では、竹もなかなか手に入れにくく、
この茶筅の世界でも中国産が増えてきているようです(>_<)
これらの技術は、一子相伝。
もっと奈良で作られていること、茶道のなじみがない今
茶筅について、抹茶について身近に感じてもらえれば、とおっしゃっていました。
そして、自分で立てた抹茶と
夜のお茶会用に準備いただいたお茶請けをいただき
(これまた、どれもとっても美味しくて感動!)
至福の時〜(*^^*)
最後には、お口直しのほうじ茶まで。
至れり尽くせりのお茶会でした。
購入したマイ茶筅で、これからデイリー抹茶はじめます!